4ライン対PoE規格（IEEE P 802.3 bt）が2018年初頭に発表された。この新規格はPSE（電源装置）の電力を少なくとも90 Wに高め、より広範な装置が平衡ツイストペアケーブルを介して遠隔電力を供給できるようにした。
電力レベルが増加するにつれて、電流レベルも増加します。これにより、ケーブル内の熱発生も増加します。配線棚と端点の間でケーブルを束ねるのが一般的な方法なので、ハーネスの大きさはケーブルの放熱能力に影響し、ハーネス内の内部ケーブルが発熱します。
POEアプリケーションシーン
挿入損失や直流抵抗などのチャネル伝送パラメータは温度の変化に応じて増加するので、達成可能な長さを調整することを考慮する必要があります。また、ケーブルの動作温度が定格温度を超えることも懸念されています。
